カーリースの維持費には何が含まれるのか?|月々一定額の正しい理解

何が含まれるのか?

貯金は使わず、家計のやりくりは楽ちん、車のメンテナンスはおまかせしたい人のためのブログです。

 

このブログを読んで欲しいのは、こんな人っ!!

  • カーリースは維持費が定額って言うけれど、どこまでが含まれているの?
  • カーリースに含まれていない維持費って、どんなものがあるの?
  • そもそも車の維持費って何?

 

カーリースは維持費がコミコミだから、毎月一定額で安心。

これってよく聞く売り文句です。

でも車の維持費って、考え出すとかなり範囲が広くなります。

つまり、あなたが受け取っているコミコミのイメージと実際とでは、かなり異なっているかもしれません。

この記事では、一般的なカーリースに含まれる維持費について深掘りしていきます。

 

~この記事を読むことで、あなたが得られるメリット~

  • 車の維持費にどのようなものがあるか知ることができる。
  • カーリースに含まれる維持費が理解できる。
  • カーリースに含まれない維持費が理解できる。

 

ブログ運営者:サケノリについて

【くるまぶ軽カーリース】の運営者、サケノリと申します。

自動車関連の現役営業マンで、業界歴は15年。

カーリースに関しては、今年で3年目です。

カーリースのプロとして、軽自動車の便利・楽・安心なリースプランを提案します。

詳細プロフィールはこちら。

 

車の維持費とは、どんなものがあるか?

 

車の維持費

 

まずは、車にかかる維持費にどのようなものがあるか確認していきます。

一般的な維持費として、以下のようなものがあります。

 

  • 任意保険
  • 自動車税
  • 車検費用
  • 点検費用
  • メンテナンス費用
  • 燃料代
  • 洗車代
  • 駐車場代

 

ではそれぞれについて、詳しくみていきます。

 

任意保険

万が一の事故に備え、強制保険の自賠責保険とは別に、すべてのドライバーが加入すべき保険です。

後述する自賠責保険だけでは、事故の補償として不十分だからです。

保険料は月払い、一括払いを選択できます。

(主な保険会社の例)

ソニー損保、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、東京海上、チューリッヒ・・・など。

 

自動車税

毎年5月頃にやってくる税金です。

軽自動車は10800円、普通車だと排気量で税額が区分されています。

自動車税は、毎年4月1日の所有者に対して課税されます。

補足ですが、軽自動車は市税、普通車は県税となるので、自動車税に関する問い合わせ先は市と県で異なります。

 

車検費用

車検は新車購入後の初回が3年、以降2年ごとにやってきます。(普通車だと1年車検もあります)

車検でかかる費用は、主に下記のようなものがあります。

 

  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 印紙代
  • 車検点検費用
  • 車検代行手数料
  • 車検整備費用

 

重量税+自賠責保険+印紙代で車検法定費用と呼ばれたりしています。

つまり車検時に必ずかかる費用であり、印紙代以外はどこに依頼しても同じ金額です。

車検点検費用や代行手数料・整備費用は、車検を依頼する会社によって異なります。

また車検は、保安基準というものをクリアしていないとパスできません。

つまり車検整備費用は車の状態によって異なります。

多くの場合は、事前に見積りをしてから実施します。

 

点検費用

 

法定点検ステッカー

 

ここでの点検とは、車検以外の法定点検をさします。

車検は2年に1回ですが、法定点検は毎年行う義務があります。

車のフロントガラス左上に貼られている丸いステッカーが、法定点検のステッカーです。

有効期限が記載されていますので確認しておきましょう。

 

メンテナンス費用

オイルやタイヤ交換などの整備費用です。

車はどんなに点検をしても、肝心な整備をしなければ安全が維持できません。

そして車には多くの消耗品があり、そのほとんどが交換の時期が決まっています。

このメンテナンスを怠ってしまうと、突然の車トラブルが起きてしまいます。

車を所有している人は、しっかりメンテナンスをしておく必要があります。

 

燃料代

 

燃料代

 

ガソリンや軽油などのの燃料代です。

ガソリンはハイオクとレギュラーに分かれ、車種やグレードによってメーカーが指定しています。

電気自動車でない限り、車に絶対必要な費用ですね。

 

洗車代

車のボディは、汚れや紫外線などで多くのダメージを受けます。

定期的に洗ってあげることで、長くキレイなボディを保つことができます。

洗車をしないタイプの人であれば、発生しない維持費ではありますが・・・定期的に洗車した方が気持ちイイですよね。

 

駐車場代

これは駐車場を借りる人だけですが。

都市部と地方では駐車場代が大きく異なるので、住んでいる場所によってはネックになる維持費でもあります。

カーリースはレンタカーと異なり、契約期間中はあなたの車庫で保管します。

だからこそ、いつでも自由に車が利用できるわけですね。

 

カーリースに含まれる維持費

 

含まれる

 

さて一通りの維持費を確認したところで、ここからが本番です。

今まで説明した維持費の中で、どの部分までがカーリースに含まれるのでしょうか?

では、さっそくみていきましょう。

 

自動車税

自動車税はカーリースに必ず含まれます。

そもそもカーリースは所有者がリース会社、使用者があなたとなります。

自動車税は所有者に課税されますので、そもそもあなたには請求書が届きません。

つまり毎月のリース料金に組み込まれていることになります。

メリットとしては、支払いに行く手間が省けること、払い忘れがなくなることが挙げられます。

 

車検費用・点検費用・メンテナンス費用

まず最初に言っておきますが、これらはカーリースに必ず含まれているわけではありません。

カーリース会社やメンテナンスプランによって、どこまでが含まれるか異なるからです。

くるまぶでは基本的に、しっかりとしたメンテナンスプランを推奨しています。

その理由は、当ブログの趣旨でもある「貯金は使わず、家計のやりくりは楽ちん、車のメンテナンスはおまかせ」が実現できるからです。

 

  • 車検や点検・メンテナンス費用をリース料金に組み込むことで定額化し、家計のやりくりが明確になる。
  • 車検やオイル交換などの時の、急な出費が基本的になくなる。→事前にお金を用意する必要がなくなる。

 

カーリースとオートローンでは、ここが決定的に違います。

 

カーリースに含まれない維持費

 

含まれない

 

では今度は、カーリースに含まれない維持費をみていきます。

以下のものは、リース料金とは別に考えなければならない車の維持費です。

 

任意保険

任意保険は、基本的に別となります。

ほとんどの保険会社はカーリースに対応していますので、現在加入している保険会社があれば、そのまま内容変更をすれば基本OKです。

また一部のカーリース会社に限りますが、この任意保険をカーリースに組み込むことができるところもあります。

ただし任意保険をカーリースに組み込む場合は、そのメリットとデメリットをしっかり把握しておく必要があります。

 

任意保険をカーリースに組み込むメリット

  • 請求が一本化される。
  • 保険会社によっては、契約期間中に事故があっても等級ダウンしない。(保険料が上がらない)

 

任意保険をカーリースに組み込むデメリット

  • リース期間分の任意保険料が全て加算されるので、審査時のハードルが上がってしまう。
  • 任意保険にもリース料率がかかる。
  • 保険会社によっては、契約期間中の等級アップがなくなる。(保険料が下がらない)

 

あなたの保険等級が上位であれば、カーリースに組み込むのもありです。

しかし新規契約の任意保険、もしくは事故などで等級が低い場合は、カーリースとは別にした方が良いかもしれません。

 

燃料代・洗車代・駐車場代

基本的にこれらは、カーリースに含まれません。

 

カーリースの維持費 まとめ

 

まとめ

 

この記事では、カーリースに含まれる維持費について解説してきました。

最後に今回のテーマをまとめて終わります。

 

(カーリースに含まれる維持費)

自動車税、車検費用、点検費用、メンテナンス費用。

※但し、リースプランによっては含まれないものもある。

 

(カーリースに含まれない維持費)

任意保険、燃料代、洗車代、駐車場代

※但し、カーリース会社によっては、任意保険を含めることもできる。

 

任意保険を除けば、個人的に消費するようなものはカーリースに含まれていません。

実は細かいことを言ってしまえば、他にもカーリースに含まれないものはあります。

例えばスタッドレスタイヤ、事故の修理代や宿泊代、三角表示灯や車載品以外の工具・・・などなど。

全て挙げていくとキリがないので、細かい部分はカーリースの契約時に重要事項説明で確認しましょう。

 

>>カーリースに関するその他の情報は、こちらのまとめ記事が便利です。