カーリースは途中で解約できるか?|違約金やデメリット防止策も解説

解約

貯金は使わず、家計のやりくりは楽ちん、車のメンテナンスはおまかせしたい人のためのブログです。

 

この記事を読んで欲しいのは、こんな人!!

  • カーリースって、契約途中で解約できるの?
  • 中途解約した場合の違約金はどのくらい?
  • カーリースの中途解約デメリットを防ぐ方法はあるか?

 

まず結論。

カーリースは原則として中途解約ができません。

そしてこの事は、どこのリース会社もほぼ同じ条件です。

でもなぜ、カーリースの契約は途中で解約ができないのでしょうか?

この記事では、このあたりに関して深掘りしていきます。

 

~この記事を読んでわかること~

  • カーリースの中途解約について理解できる。
  • 中途解約した場合の違約金イメージがわかる。
  • 中途解約デメリットの対処法がわかる。

 

ブログ運営者:サケノリについて

【くるまぶ軽カーリース】の運営者、サケノリと申します。

自動車関連の現役営業マンやってます。

車のプロとして、軽自動車の便利・楽・安心なカーリースプランを提案していきます。

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カーリースの中途解約について

 

NG

 

カーリースは、原則として中途解約ができません。

これはどこのカーリースも、ほぼ同条件です。

これはつまり、契約した年数分は、車に乗り続けなければならないことになります。

 

ここでちょっと疑問。

カーリースって、別名を車のサブスクなんて言われたりしてますよね。

でもサブスクの多くは、いつでも解約できるイメージがあります。

例えば、ネットフリックスやアマゾンミュージック、スタディサプリ・・・など、これらはいつでも解約できます。

それなのになぜ、カーリースだけは途中で解約できないのでしょうか?

 

カーリースの仕組みを考える

まずカーリースの仕組みを理解します。

リース契約した場合の、車の流れは以下のような感じになります。

 

STEP.1
リース契約
あなたが運営会社を通じて、リース会社とカーリースを契約する。
STEP.2
契約車両の仕入れ
運営会社は、あなたの希望車種をディーラーから仕入れる。
STEP.3
立替金請求
運営会社がリース会社へ、仕入金額を請求する。
STEP.4
納車
納車後、あなたはリース会社に対して、毎月のリース料を支払う。

 

つまりは簡単に言ってしまえば、リース会社が車両代金を全額負担しているから中途解約ができないのです。

途中で解約されてしまったら、リース会社は車両代金を回収できません。

他のサブスクとの違いはここにあります。

 

どうしても中途解約の必要がある場合はどうなる?違約金は?

 

違約金

 

契約の途中で解約ができる場合とは

そうは言っても、契約者の事情で解約せざるを得ない状況はあり得ます。

例えば以下のような事情が挙げられます。

  • 契約者が死亡した、もしくは長期入院が必要。
  • 海外赴任などの長期不在。
  • 家族構成の変化など。

 

カーリースのメリットのひとつに、メンテナンスがコミコミというのがあります。

これは裏を返せば、定期メンテナンスを受けてもらわないとリース会社は困る、とも言えます。

だから長期の間、何らかの事情で車が利用できなくなった場合は、契約途中でも解約が認められる場合があります。

ちなみに最後の家族構成の変化ですが、例えば4人乗りの軽自動車でリース契約しているが、家族が増えることで5人乗り以上の車が必要になった、などのケースです。

 

これらのような事情の場合、リース会社が認めれば中途解約は可能です。

またここで挙げた以外でも、契約者の都合で解約せざるを得ない状況はあると思います。

もし既にリース契約中で、解約せざるを得ない状況でしたら、一度リース会社へ相談することをオススメします。

 

カーリースを途中で解約した場合、違約金はどうなる?

前述したような事情で中途解約が認められたとしても、解約には違約金がかかります。

この違約金は、以下のような計算で算出されるのが一般的と言われています。

 

残りのリース料-控除可能額

 

これだとちょっと分かりにくいので、もう少し説明します。

リース会社は車両の仕入金額(諸費用含む)はすでに支払っています。

つまりここの部分は回収できないと、リース会社が困ります。

 

では控除可能額とは何か?

カーリースの契約には、まだ支払いが発生していない費用もあります。

例えば自動車税・車検費用・メンテナンス費用など未経過分、つまりまだ時期が来ていないので実質は発生していない費用です。

これらの費用は控除されるのが一般的です。

つまり、なんとなく予測がつくかと思いますが、早期の中途解約ほど違約金が高額になります。

 

中途解約のデメリット対策はあるか?

 

対策

 

では、このような中途解約のデメリットを対策する方法はあるのでしょうか?

結論、デメリットを100パーセント回避する手段はありません。

しかしこれから説明する内容を把握しておくことで、ある程度のデメリット対策はできますので参考にしてください。

 

中途解約のデメリット対策

  • 予め将来設計をしっかりしておく。
  • 不必要な長期契約をしない。
  • 中途解約を回避できるプランを検討する。

 

予め将来設計をしっかりしておく

まず契約年数後の将来イメージはしっかりしておきましょう。

5年のカーリースであれば5年後の、あなたの環境はどうなっていますか?

  • 家族は増えていないか?もしくは減っていないか?
  • 海外赴任の可能性はないか?
  • 5年間、本当にその車種が必要なのか?

 

このあたりは、あなた自身の諸事情です。

あなた自身がしっかり考えておかないと、リスク回避ができません。

 

不必要な長期契約をしない

ここはかなり重要ポイントです。

カーリースは、短期契約ほど月々の料金が高く、逆に長期契約ほど安くなります。

当たり前ですが、新車価格を長期で分割した方が月額料金は安くなりますので。

しかしここで注意しておくべきポイントは、月々の支払金額を下げたい目的で不必要に長期契約をしてしまうこと。

月々のリース料は確かに重要です。

しかし毎月の支払いが軽くなっても、中途解約のリスクが高まっては本末転倒です。

もし月額料金を下げたいが契約期間は伸ばしたくない場合は、頭金やボーナス払いの方を検討しましょう。

 

中途解約を回避できるプランを検討する

これは一部のカーリース会社のみ可能です。

無条件ではなく回避条件があり、どちらも解約可能になる残年数が決まっています。

どうしても気になる人はチェックしてみてください。

 

>>オリックス・カーリースオンライン

>>カーコンカーリース・もろコミ

 

カーリースの中途解約 まとめ

 

まとめ

 

カーリースの中途解約について、最後まとめます。

まずカーリースは原則として、契約途中の解約は不可です。

どうしてもやむを得ない事情があり、リース会社が認めた場合に限り中途解約ができますが、違約金は発生します。

違約金は、残りの車両代くらいのイメージなので、残りの契約年数によってはかなり高額になることが考えられます。

 

中途解約のリスクに備え、契約前にあなた自身でしっかりとした将来設計をしておくことが大切です。

月々のリース料を安くしたいだけで長期の契約をすることは、後々になって困ることになる場合もあるので注意してください。

 

カーリースに関するその他の情報は、こちらのまとめ記事が便利です。

>>軽自動車をカーリース|資金ゼロ・家計は楽・おまかせメンテで安心な理由